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脳みそ固めて嬉しがるわたし

旅行、マイル,投資、統計学など

株式投資に役立つ統計学(2):平均と誤差のイメージできるようにする

投資と投機の違いを理解することが大切

前回の記事では、株価の動きが天気と同様に完全には読み切れないこと、そうした中でも、高い確率で未来を予測できる方法があること、それがばらつきの概念を取り入れた統計学であることを説明しました。

ggok.hatenablog.com

私の周囲に話を聞くと、ほぼ全員から、統計学は難しそう・・・といった反応を頂きます。

でも、統計学の「こころ」って、人間の直感や経験を整理して、皆に伝えましょう、という点にあるんです。

それは全然難しいことではなく、普段から人間が行っている意思決定に他なりません。

今回は、前の記事で登場した「平均」と「誤差」が株価の中でどのような姿をしているか、イラストを使いながら説明します。

難しい話や厳密な説明はどんどん後回しにして、統計学をイメージできるような記事を心がけたいと思います。

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株式投資に役立つ統計学(1):概要-なぜ投資に統計学が必要なのか?

投資に必要な統計学

株式投資統計学は必要でしょうか?私は最低限の統計学の知識は必要だと考えています。

その理由は、(1)株価を構成する要素が非常に大きいため、未来を完全に説明することは難しく、また(2)このような複雑な現象を表現するうえで統計学は相性が良いからです。

この記事では、株式投資に役立つ統計学を考えるための前置きを書こうと思います。

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円高は見方によっては絶好の投資機会なのではないか?

ここ数ヶ月はあまり聞かなくなりましたが、円高になると為替連動で日経平均が下がる、と分析されます。円高は日本経済にとって良くないことなのでしょうか?

さて、保険など、ドル建て商品を検討するとき、為替リスクがうんざりするほど説明されますよね。これって

円高になると、ドルで積み立てても円にしたときに損します」

という趣旨かと思いますが、見方を変えれば

円高のときは、ドルの金融商品を安く買うチャンスです

ということを述べているに等しいので、最近の円高のときにこそ海外証券やETFを買う絶好の機会(=投資チャンス)だと思います。

もちろん、アメリカの経済が発展するという前提ですが。


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お見合い番組に見る損切りの大切さ

TBSのナイナイのお見合い大作戦で、好みの女性がトークタイムの後に男性の自宅に来てくれるか?というイベントがあります。

いつも見ているわけではないのですが、その回は男性参加者の自宅訪問で来てくれなかった女性を諦めきれずに告白して失敗というケースばかりでした。

お見合い番組は限られた機会であること、自分の意志を尊重したいことなどを考えると、強行指名する気持ちは分かりますが、ギャンブラーだとは思います。

その人を好きなことと、その人があなたを好きであることは全く違うこと(=自分が好きかは相手には関係無い)のに・・・。

もちろん何事も例外がありますが、どちらの方が成功する確率が高いか、つまり、どちらが平均的に得をするかを考えれば、自宅訪問で来てくれなかった人はさっさと除外するべきだと思います。

統計学的に考えれば、分の悪い賭けは避けるべきなので、こうした結末を見るたびに「あーあ」と言っています。

行動経済学的に人間は損切りが苦手だと言われますので、自分も経済指標が悪くなったときは早めに手仕舞えるよう心がけようと思いました。


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金持ち父さん貧乏父さん再考 知り合いにこの本を勧められたらどう切り返すべきか?

金持ち父さん貧乏父さんという書籍は知っている人は異常に知っていて知らない人は聞いたこともない、という本だと思います。

しばしば(というか殆どの場合)ネットワークビジネスの勧誘で読んだほうが良いとお勧めしてくるため、

うろ覚えですが、キーメッセージは「お金のために働くな」ということだと理解しています。
もっと言えば、「中流以下の人はお金のために仕事をして働く。金持ちはお金にお金を稼がせる」ということです。

これを見て、「自分も不労所得で生活したい!楽してお金を稼ごう!」と考える人はMLM(マルチ商法)にのめり込む危険性ありです。
(※私はMLMを勧誘されたことはありますが一切関係したことはありません。)

人ができることと自分ができることは違います。自己啓発書やセミナーもそうですが、成功者の話を聞いて自分も同じように成功しようというのは短絡的です。
MLMの人たちや、成功者のお話の聞き方は自己満足のために別の記事に書くか悩んでいます。

本題ですが、この書籍のメッセージについて改めて考えてみると、的を得ていることもあります。

お金のために働くなというのはすでに相当の資産を持っている人に対しては適切な考え方だと思いますし、住宅などのローンが負債だという意見も同意です。
自分のビジネスを持てという考え方は、AI全盛期において、人にしかできない専門的な知識を得るという点で多くの人に当てはまると思います。

本の字面を読み、短絡的に考えてしまうと、この本の引力に惹きつけられてMLMを始めてしまうのでしょうね。

知り合い、特に知り合って間もない人にこの本を勧められたら、高確率でMLMの勧誘が待っています。そのようなときは、以下のように対応すると良いと思います。

  • とにかく関わりたくない→二度と会わない。
  • その人を試したい→本の要約をしてもらう。どの程度理解しているか、自分の言葉になっているかを見極める。

私は怖いもの見たさで深掘りしたことがありましたが、残念ながら満足の行く回答は得られませんでした・・・。


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「織り込んでいるから・・・」と諦めるのは早い

日本証券協会のHPでは

株価に影響を与えるニュース等(=「材料」)について、その発表前に内容がある程度予想され、すでに株価に反映されていることを、「織り込み済み」という。
【材料出尽くし】【織り込み済み】 | 日本証券業協会

と説明されています。

確かに、靴磨きの少年の話でも表されるように、情報格差によって下流の人が損をするのは当然だと思います。

しかし仮に織り込んでいても、トレンドがあるということは決して乗り遅れているわけではないということです。

私のように情報の上流にいない人は個別のイベントで勝とうするのではなく、トレンドで勝負する(=アクティブ運用は諦める)ということですね。


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日経平均のみに投資した場合の利回りを上回りました

アクティブ投資から変則インデックス投資に切り替えて1年と1ヶ月、日経平均のみに投資し続けた場合の平均利回りを上回りました。

投資開始時からの平均利回り
日経平均のみ:23.63%
変則インデックス投資27.59%

投資が楽しく、銘柄を毎週入れ替えていた期間が長かった(8ヶ月くらい)ので、当初は利回りでインデックスを下回っていました。

日経平均に負けるなんて恥ずかしいと思っていましたが、まあアクティブファンドも負けていると考えれば仕方ないかと思います。

はやくから今のスタイルにしていればよかったと少し後悔しています。


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